倒産経験者からコインチェック再建案の提案

コインチェックの会見をAbemaTVで観ていた。

まったく規模は違うが、
15年前のITバブルが終わったころに、
自分が全ての社員に「遅刻厳禁」として上で、
始業時間に集めて、
彼ら全員の前で行った「当社は倒産します」の告知を思い出した。

あの時、
うちの会社は完全な終了、
であったが、
コインチェックは
「かなり危ないけど、まだ可能性はある」
みたいなところだろう。

取引は停止で入出金もできない状態のコインチェックではあるが、
チャットは稼働していて、
自社サービスや経営陣に対する文句が吹き荒れていて、
なかなかシュールだった。

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Abemaで会見を観ながら、
コインチェックのチャットと、
twitterのログをチェックしていた。

財務状況はどうなっている?
顧客数は?
保証はどうなる?

知りたいことのほとんどは「確認中」あるいは「検討中」であった。
10名もいない株主との調整も必要だという。
うーん、やり方はよく分かるが、記者は荒れるだろうね。

それでも「検討中」しか言えないだろうなぁとは思う。
仮に「可能性として」と言及しても、
マスコミは「破綻」を出口に不安をあおる記事を書くに決まっているので、
言葉にした時点で終わり。

印象的なのが絶対に「お詫び」をしない姿勢だった。

「深く深く・・・」

の後、かなり詰まって

「反省している」
「お騒がせして、申し訳ない」

と。「お詫びしている」以外の言葉を必死に探している。

CEOが27歳で若いから、
という批判もあったが、
ブロックチェーンはおろかセキュイティにも
まったく知悉がないような65歳の社長であっても、
これはこれで叩かれるであろうし。

コインチェックについては、セキュリティは弱かった。
会見では認めていないが、これは明らか。
ネム財団がやれといっているマルチシグにも対応していないので、
いわばウォレットを「野ざらしにしていた」と言われても、
これは仕方ないかな、と。

大塚取締役も
「セキュリティはやれるだけやった」
とは言うもの、言葉に詰まるところばかり。

キツイ会見だったろうなぁと。

日本円の入出金も停止していることが叩かれていたが、
ユーザーとしては当たり前に怒るだろうけど、
会社としては、ここを対応したら、
ほんとに事業継続は出来ないだろうし、
保証できるものも出来ない。

今後、コインチェックはどうすれば良いか?

顧客の資産保護
会社を守る

の2点から考えてみる。
すぐに補填できればいいのだろうけど、
それが無理なら、時間かかっても、資産を守る、というコンセプトで。

まず、送金、出金はどんなに批判されてもいいから、止めたまま。

コインの売買は出来るようにしてしまう。

まずは顧客の流出を防ぐ。

物凄い批判が来るだろうけど、ここは歯を食いしばって。

CMは差し替えて「とにかく、しばらく待ってください」みたいな文字を流す。

その上で以下の手順だ。

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(1)買収先を探す(このためにも顧客流出を避けないとならない)

SBIとかサイバーエージェントとかDMMとか楽天とか名乗りをあげそうな気がするが。
これがダメなら

(2)コインチェックそのものの通貨を発行してICOをする

相当な無理ゲーであるが、
和田社長の才能は凄いと思うし、
経歴をみても何か新しいものを生み出す感性があり、
ネットにも強い彼らなら、
あるいはデメリットをメリットに変えるウルトラシーみたいなアプローチで
「今ダメだからこその魅力」
を提案できないだろうか?

これも無理なら、最終手段として

(3)5年かけて穴埋めするから、全員、継続して使ってください。

とする。
この場合、全員株主にしてしまい、将来的なICOではなく、IPOをにらむ。
このあたりで再び「買収先を探す」をしてもいいだろう。

それでも無理なら

(4)破産、倒産

これを、もうロードマップにして公開してしまい、差し替えたCMにも入れてしまう。

仮想通貨をやっている国民を中心にした物語にしてしまう、というものだ。

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